私の簡単な経緯

地方出身で、大学から東京に移り住み、卒業後は普通に都内で就職しました。バブルの頃です。楽しくサラリーマン生活を送っていましたが、地方で小さな事業を営んでいた父が上京し、帰って来て手伝ってくれと言われました。もちろん、田舎に帰りたくはありませんでした。都会を知り、希望に溢れ、ここから将来が開けていくマインドの私にとっては、都落ちです。ところが父は再び上京して説得します。中学生くらいから、父とはあまり話さないものですが、その父が上京して苦境を伝えるのです。悩みに悩みました。年の離れた弟を大学に行かせねばなりません。彼女にも説明し、親に紹介しました。東京で努めていた会社をやめ、実家に戻りました。中小企業の跡継ぎとはいえ、新人です。大学を出ているのに、超現場の仕事から再スタートです。一緒に働く人達も、東京の会社の人たちとは違います。彼女にはフラレました。徐々に何故、跡をついで欲しかったのかが徐々にわかってきました。過大な投資がたたり、財務的に苦境に陥っていました。人生最悪の体験でした。死ぬほど働き、死ぬほど勉強し、死ぬほど頭を使いました。結果、画期的なイノベーションにより、苦境を脱し、企業は継続していきました。その後、様々な環境変化を先読みし、イノベーションを繰り返しましたが、バブルの崩壊で苦しみながら耐え、リーマンショックで自己破産を決意。それで家族ともども野垂れ死ぬかと頭をよぎりましたが、いつも前向きに頭を切り替え、転職しながら1000万稼ぐようになり、今に至ります。58歳を迎えますが、直近の会社を退職し、これからの仕事を探し始め、ビズリーチからスカウトも来ますが、この歳になりちょっと精神的な余裕と時間がある中、筆を取りました。

 

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